文化遺産オンライン

世界遺産と無形文化遺産

人形浄瑠璃文楽

にんぎょうじょうるりぶんらく

主情報

  • 2008年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」記載
  • 所属する機関又は団体 : 人形浄瑠璃文楽座
  • 重要無形文化財(芸能)昭和30年5月12日指定

解説

人形浄瑠璃文楽は,三味線音楽の義太夫節(ぎだゆうぶし)に合わせて人形操作を行う音楽劇です。18世紀に大成しました。義太夫節を語る太夫,その伴奏をする三味線方は,登場人物の性格や喜怒哀楽の心情を語り分けます。また,1体の人形を3人で操作する工夫により,人形の写実的な動きが可能となり,浄瑠璃と一体となって舞台上で高い芸術性を示します。人形浄瑠璃文楽は,我が国の代表的な伝統芸能であり,重要無形文化財に昭和30年に指定されています。