世界遺産と無形文化遺産
チャッキラコ
ちゃっきらこ
主情報
- 神奈川県
- 2009年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」記載
- 保護団体 : ちゃっきらこ保存会
- 重要無形民俗文化財(民俗芸能:風流)昭和51年5月4日指定
解説
左義長(さぎちょう)の舞」「初瀬踊」ともいわれる小正月の芸能である。三崎の仲崎(なかざき)と花暮(はなぐれ)地区に伝承されており、1月15日、三崎の海南神社で一踊りしたあと、町内の家々をめぐって踊られる。
踊りには「はついせ」「チャッキラコ」「二本踊」「よささ踊」「鎌倉踊」「お伊勢参り」の6つがある。踊り手は少女が務め、女性の歌にあわせ、晴着姿でそれぞれ扇やチャッキラコと呼ばれる綾竹(あやだけ)を手にして踊る。
チャッキラコは、近世初頭に流行した小歌踊をしのばせるなど特色がある。