世界遺産と無形文化遺産
新庄まつりの山車行事
しんじょうまつりのやたいぎょうじ
主情報
- 山形県
- 2016年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録
- 保護団体:新庄まつり山車行事保存会
- 重要無形民俗文化財(風俗慣習:祭礼(信仰))平成21年3月11日指定
解説
新庄まつりの山車行事は、新庄市内21か町から各1台ずつ山車が出され、天満神社の神輿に供奉して巡行する行事である。 宝暦6(1756)年に前年の飢饉で疲弊した領民を励まそうとした新庄藩主の命により始まったと伝えられる。
山車は、歌舞伎や物語などに題材をとった作り物で飾られ、各町内の若者達により毎年造り替えられる。当日は自分の町内を出発した後、天満神社のある最上公園に集合して順に市内を巡行するが、山車につく囃子は周辺部の農村の若者が受け持っている。