世界遺産と無形文化遺産
高山祭の屋台行事
たかやままつりのやたいぎょうじ
主情報
- 岐阜県
- 2016年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録
- 保護団体: 日枝神社氏子山王祭保存会,八幡宮氏子八幡祭保存会
- 重要無形民俗文化財(風俗慣習:祭礼(信仰))昭和54年2月3日指定
解説
高山祭は、春4月の日枝神社の山王祭と、秋10月の八幡神社の八幡祭の総称である。いずれも10数基ずつの華麗な屋台が、鶏頭楽や獅子舞などを伴って巡行する行事で、夜には屋台に提灯が灯される。また、年行事と呼ばれる役により巡行が指揮され、屋台ではからくり人形や囃子なども上演される。我が国における祭屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの一つとして重要である。