世界遺産と無形文化遺産
桑名石取祭の祭車行事
くわないしどりまつりのさいしゃぎょうじ
主情報
- 三重県
- 2016年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録
- 保護団体:桑名石取祭保存会
- 重要無形民俗文化財(風俗慣習:祭礼(信仰))平成19年3月7日指定
解説
桑名石取祭の祭車行事は、桑名市中心部に鎮座する旧城下町桑名の総鎮守である桑名宗社に対して行われる行事で、氏子町内から祭車と呼ばれる車が出され、鉦、太鼓で激しく囃しながら曳き回される。行事は、本来夏の禊ぎ祓いの意味を持ち、清らかな石をとって祭地を浄めるもので、これが祭礼化したものである。現在は氏子の各町内が11の組に分かれて参加する。