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旧八百津発電所施設 発電所本館

きゅうやおつはつでんしょしせつ はつでんしょほんかん

概要

旧八百津発電所施設 発電所本館

きゅうやおつはつでんしょしせつ はつでんしょほんかん

近代その他 / 明治 / 中部 / 岐阜県

岐阜県

明治/1911

発電機棟、送電棟及び放水路よりなる
発電機棟 煉瓦造、建築面積826.0平方メートル、銅板葺、発電装置3基及び走行クレーン1基を含む
送電棟 煉瓦造、建築面積475.5平方メートル、二階建、銅板葺、水圧管路(水圧鉄管を欠く)5組を含む
放水路 コンクリート造

1所

岐阜県加茂郡八百津町八百津1770番1

重文指定年月日:19980501
国宝指定年月日:

八百津町

重要文化財

旧八百津発電所施設は,木曽川中流域の右岸に位置する。
 発電所本館は,八百津水力発電工事の一環として明治44年に竣工し,大正6年には放水口発電所が本館の北西に建設された。これらは,木曽川水系に最初に設けられた,わが国最初期の大規模発電所の施設として,重要文化財に指定されている。
 明治期に建設された関連遺構としては,水槽と余水路が現存する。
 水槽は,煉瓦造及びコンクリート造で高台に位置し,これより石造及びコンクリート造の余水路が木曽川に至る。
 水槽及び余水路は,発電所本館とともに,わが国で最初期の大規模水路式発電所施設の構成を今に伝える貴重な遺構である。

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