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宇佐神宮社叢

うさじんぐうしゃそう

概要

宇佐神宮社叢

うさじんぐうしゃそう

天然記念物 / 九州 / 大分県

大分県

宇佐市南宇佐

指定年月日:19770412
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S52-1-015[[宇佐神宮社叢]うさじんぐうしやそう].txt: 宇佐神宮は平地に接した小高い岡の上に鎮座し、これを鬱蒼とした森が取り巻いていて、その大部分はイチイガシ及びクスを主とする常緑広葉樹林で自然状態をよく保っている。
 林内にはイチイガシ・ヤマビワ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集、イチイガシ・ミミズバイ・イズセンリョウ・アリドオシ群集、クス・ミミズバイ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集及びイチイガシ・ミミズバイ・イズセンリョウ・ホソバカナワラビ群集の各群集がみられる。また、ここではアラカシ、シリブカガシ、ヒメユズリハが第2高木層をなし、低木層はイズセンリョウが優勢で草本層はホソバカナワラビを主体とし、ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲなどを伴っている。イチイガシは関東南部以西に分布し、各地に樹林を形成していたものと思われるが、現在はイチイガシの林分の残存している例は少なく、この社叢はこの意味からも学術上の価値が高い。

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キーワード

/ / / 広葉樹

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