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種月寺本堂

しゅげつじほんどう

概要

種月寺本堂

しゅげつじほんどう

宗教建築 / 江戸 / 中部 / 新潟県

新潟県

江戸中期/1699

桁行24.0m、梁間18.4m、一重、寄棟造、茅葺(鉄板仮葺)、
背面開山堂附属 桁行9.4m、梁間5.5m、一重、切妻造、鉄板葺、
東端本堂に接続

1棟

新潟県新潟市西蒲区石瀬

重文指定年月日:19890902
国宝指定年月日:

種月寺

重要文化財

種月寺は文安三年(一四四六)に開創したと伝える曹洞宗の古刹で、耕雲寺(村上市)、慈光寺(村松町)、雲洞庵(塩沢町)とともに越後四か道場のひとつとされた。
 現在の本堂は、新潟県を中心として活躍した出雲崎大工によって元禄十二年に建てられた。間口二十四メートルの規模の大きい建物で、平面は八室構成になり、前面に土間を設けるなど、曹洞宗本堂の特徴をよく示している。柱は角柱で太く、強固な構造をもつ。また、背後には文化十年(一八一三)建立の開山堂が附属している。
 この本堂は全般的に改造が少なく、保存状況がよい。越後における曹洞宗本堂の代表例として貴重である。

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キーワード

本堂 / 曹洞宗 / / 一重

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