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旧高橋家住宅 主屋

きゅうたかはしけじゅうたく しゅおく

概要

旧高橋家住宅 主屋

きゅうたかはしけじゅうたく しゅおく

住居建築 / 明治 / 東北 / 岩手県

岩手県

明治/1888

木造、建築面積199.80平方メートル、入母屋造、妻入、東面玄関唐破風造、南面庇付、鉄板葺

1棟

岩手県奥州市水沢区字大畑小路6番地

重文指定年月日:20110620
国宝指定年月日:

奥州市

重要文化財

 旧高橋家住宅は旧水沢城下に所在する住宅である。明治21年に建てられた主屋は、唐破風造の式台玄関を構える豪壮な外観をもつ。また各室を障壁画や貝片入りの砂壁で飾るとともに、座敷飾りや天井など技巧を凝らした装飾的なつくりで、銘木を多用している点にも特徴がある。
 旧高橋家住宅の主屋は、近代らしい自由で創意に富んだ意匠になる大型の住宅建築で、明治期の東北地方における豪奢な近代和風住宅のひとつとして貴重である。また表門や蔵座敷なども良好に保存され、明治期の素封家の屋敷構えをよくとどめており、高い価値が認められる。

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