狛坂磨崖仏
こまさかまがいぶつ
概要
舊狛坂寺の南境なる小丘の側面にあり稍傾斜して立てる高さ約二十一尺、幅約十五尺の花崗岩の北面に彌陀三尊竝化佛を半肉彫に刻せるものにして下部に格狹間を有する臺座あり中央に高さ約九尺の阿彌陀如來坐像あり左右に約7尺7寸の脇付菩薩立像を配し三尊佛其他の佛像を刻せり、彫法優麗にして藤原時代末期の作と認めらる。尚下方の東側に附屬して小形の三尊佛を刻せるものあり近畿地方に於ける磨崖佛として著名のものなり。
こまさかまがいぶつ
舊狛坂寺の南境なる小丘の側面にあり稍傾斜して立てる高さ約二十一尺、幅約十五尺の花崗岩の北面に彌陀三尊竝化佛を半肉彫に刻せるものにして下部に格狹間を有する臺座あり中央に高さ約九尺の阿彌陀如來坐像あり左右に約7尺7寸の脇付菩薩立像を配し三尊佛其他の佛像を刻せり、彫法優麗にして藤原時代末期の作と認めらる。尚下方の東側に附屬して小形の三尊佛を刻せるものあり近畿地方に於ける磨崖佛として著名のものなり。
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