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宮滝遺跡

みやたきいせき

概要

宮滝遺跡

みやたきいせき

史跡 / 近畿 / 奈良県

奈良県

吉野郡吉野町

指定年月日:19570701
管理団体名:吉野町(昭33・4・7)

史跡名勝天然記念物

吉野川の北岸の河岸段丘上の遺跡で、広濶な地域にまたがって各時代の遺物が包含されている。殊に縄文式文化関係のものは、土器、石斧、石鏃、石小刀、石棒等よりなり、土器は沈線を施し、部分的に巻貝による圧痕を有する式が多い。弥生式文化関係のものは土器、石斧、石庖丁等を有し、土器は櫛目文が多く大型で合蓋式のものも存して特色をそなえる。なお、地表下3.40センチ内外の地域に歴史時代の敷石が存し、須惠器、土師器及び古瓦等が出土する。各時代の遺物を包含する山地の遺跡として学術上の価値が高い。

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キーワード

遺跡 / 土器 / 遺物 /

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