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旧三河島汚水処分場喞筒場施設 量水器室及び喞筒室暗渠

みかわじまおすいしょぶんじょうぽんぷじょうしせつ りょうすいきしつおよびぽんぷしつあんきょ

概要

旧三河島汚水処分場喞筒場施設 量水器室及び喞筒室暗渠

みかわじまおすいしょぶんじょうぽんぷじょうしせつ りょうすいきしつおよびぽんぷしつあんきょ

近代その他 / 大正 / 関東 / 東京都

東京都

大正/1920/1921

量水器室、導水室、阻水扉室、喞筒井及び喞筒井接続暗渠よりなる

量水器室 鉄筋コンクリート造、面積79.64平方メートル、水槽附属、鉄筋コンクリート造及び鉄製円形管並びに人孔付、南面濾格室に接続
導水渠 鉄筋コンクリート造、南北延長13.5m、南面水槽に接続
阻水扉室 鉄筋コンクリート造、面積24.42平方メートル、返水渠附属、南面導水渠に接続
喞筒井及び喞筒井接続暗渠 鉄筋コンクリート造、総延長76.7m、阻水扉室東西に接続

1所

東京都荒川区荒川八丁目25番1号

重文指定年月日:20071204
国宝指定年月日:

東京都

重要文化財

 旧三河島汚水処分場喞筒場施設は、隅田川中流に位置する旧下水処理場施設で、東京市区改正事業の一環として、東京市技師米元(よねもと)晋一(しんいち)を中心として建設が進められ、大正11年3月に運用を開始した。
 旧三河島汚水処分場喞筒場施設は、わが国最初の近代下水処理場である旧三河島汚水処分場の代表的遺構として、高い歴史的価値が認められる。
 また、阻水扉室、沈砂池などの一連の構造物が、旧態を保持しつつまとめて残る点も、近代下水処理場喞筒場施設の構成を知る上で重要である。

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