河下盆踊り(河下甚句)
かわしもぼんおどり(かわしもじんく)
概要
毎年8月14日に鰐淵小学校で催されている。かつては楽器も鼕のみであったが、尺八、三味線が加わり、道化(茶利)の導入、衣装の統一、男性のみで踊る案などが考案され改変があった。甚句は、通常七七七五音四句形式の短詩型であるが、河下甚句は七七七七音の形である。古くは短詩型であったが、土地にふさわしい歌詞が歌い込まれ七七を繰り返す長詩形になっていったと考えられる。時代とともに改変されているものの、市内に数ある盆踊りの中で甚句を残す盆踊りは河下盆踊りのみで、県内でも唯一で貴重な踊りである。