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小運河の家(1)

しょううんがのいえ(1)

概要

小運河の家(1)

しょううんがのいえ(1)

三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和47年/1972年

油彩・キャンバス

100.0×81.0cm

一宮市三岸節子記念美術館

画面右下に署名:S.MigiSHi
裏面に画題・署名・年記・場所:小運河の家 ヴェネチア 三岸節子 昭和47年七月 南佛カーニュにて
出品:花とヴェネチア(1974)
作者は、ヴェネチアの運河と家並みと空から成る風景をゴンドラから見た視点で切り取り、多彩な構図の作品を生み出している。本作品では、画面の左右を壁により切り取ることで、細い運河から奥の家の壁面を望んでいるような感じを抱かせる。さらに運河の水面に建物と空の青さを、はっきりとした濃い色彩で描きこむことで、複雑な画面構成にしている。歴史ある古い街のしっとりとした雰囲気が伝わる作品である。

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キーワード

節子 / ヴェネチア / 三岸 / カーニュ

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