ネコギギ
ねこぎぎ
概要
S52-06-041ネコギギ.txt: 昭和32年、岡田弥一郎、窪田三郎両博士によって三重県宮川産の標本に基づいて新種として発表された淡水魚で、当初ギギモドキと命名されたものである。ネコギギの成魚の全長は普通10センチ前後で、キギに良く似ているが、これより体が太く短いのが特徴である。
日本特産種であるネコギギの分布は、愛知県豊川から三重県五十鈴川に至る伊勢湾に注ぐ河川一帯の上流にのみ生息していることが近年明らかになったが、水質汚染やダム建設等によりその生息環境が悪化し、年々その生息域がせばめられている。また、ネコギギと同属の種は、朝鮮半島に生息するウサギギギしか知られていず、分類学上あるいは生物地理学上貴重な種であり、その種の保護を図るとともに、今後はその生息環境も保全する必要がある。
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