向方南遺跡出土縄文時代遺物(追加)
むかいほうなんいせきしゅつどじょうもんじだいいぶつ(ついか)
概要
向方南遺跡出土縄文時代遺物(追加)
むかいほうなんいせきしゅつどじょうもんじだいいぶつ(ついか)
東京都
縄文時代草創期~後期/約3,000年~13,000年前
縄文時代遺物 413点
(内訳)縄文土器 118点
石器 164点
土製品 127点
木製品 2点
骨製品 2点
平成22年度指定 138点
平成27年度指定 413点
指定資料合計 551点
別紙 向方南遺跡出土縄文時代遺物資料一覧を参照
縄文時代土器、石器、土製品、木製品、骨製品 413点
東京都杉並区阿佐谷南一丁目15番1号
杉並区指定
指定年月日:20110209
有形文化財(美術工芸品)
本資料は、縄文時代及び近世の遺跡として周知される向方南遺跡出土の縄文時代遺物である。
武蔵野台地における遺跡調査は台地上での調査事例が圧倒的に多く、そのため低地部での活動実態は不明瞭であった。今回の資料は縄文時代草創期・前期・後期の遺物を主体とし、また良好な状況で発見されたものである。これらの時期は縄文時代の中に数度起こったとされる環境変動期にほぼ相当し、台地上の遺跡が激減する状況が指摘されている。本遺跡の資料はそうした環境変動期における武蔵野台地の生活史を物語る資料であると評価できる。