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旧長谷川家住宅(三重県松阪市魚町) 主屋

きゅうはせがわけじゅうたく おもや

概要

旧長谷川家住宅(三重県松阪市魚町) 主屋

きゅうはせがわけじゅうたく おもや

住居建築 / 江戸 / 近畿 / 三重県

三重県

江戸中期/1883-1897

桁行30.2m、梁間15.9m、切妻造、西面風呂及び便所、便所、台所附属、切妻造、桟瓦葺

1棟

三重県松阪市魚町1653番地

重文指定年月日:20160725
国宝指定年月日:

松阪市

重要文化財

長谷川家は,江戸大伝馬町で木綿問屋を営んだ松坂を代表する豪商で,住宅は旧松坂城下の町人町に所在する。主屋の中心部と大蔵が江戸時代中期に建てられ,その後,両側の敷地を順次取得して拡張するとともに,座敷の増築や,土蔵群の建築が行われ,明治期には背面側の広大な敷地を購入し,庭園が築かれた。
旧長谷川家住宅は,江戸時代中期に遡る主屋の主体部を中核として,家業の隆盛とともに拡張と充実を遂げた大型の町家建築で,豪壮な屋敷構え全体が良好に保存されている。伊勢における江戸店持ち商人の住宅の発展過程が明瞭に理解される遺構として価値が高い。

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