文化遺産オンライン

旧柏倉家住宅 大工小屋

きゅうかしわくらけじゅうたく だいくごや

概要

旧柏倉家住宅 大工小屋

きゅうかしわくらけじゅうたく だいくごや

住居建築 / 江戸 / 東北 / 山形県

山形県

江戸末期/1842

木造、建築面積一二八・三一平方メートル、鉄板葺

1棟

山形県東村山郡中山町大字岡字南八番地

重文指定年月日:20190930
国宝指定年月日:

中山町

重要文化財

旧柏倉家住宅は,山形盆地西部の丘陵の麓,近くを最上川が流れる田園地帯に所在する。柏倉家は近世から近代にかけて紅花生産等で隆盛した豪農である。主屋は明治36年に現在の形に改修された。近世の上層農家の形式を継承した大規模住宅で,座敷の拡張や銘木による精緻な内装に近代の発展を示す。漆塗 や金箔 で荘厳 した仏間と室内を春慶塗 で華やかに飾る前蔵は上質な座敷蔵で,村山地方における屋敷構 えの特徴を示している。明治期の南東北地方における上質な農家建築として価値が高い。

関連作品

チェックした関連作品の検索