中細形銅戈 ちゅうぼそがたどうか

金属製品類 / 弥生 

出土地不詳
弥生時代中期/紀元前200年頃〜紀元後100年頃
青銅
全長30.7㎝、最大幅4.6㎝、最小幅4.1㎝、基部幅10.5㎝
1点


来歴:

参考文献:
・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008

銅戈は元々中国で考え出されて発達した武器です.
長い柄の先にあけた枘孔に銅戈の茎を差し込み、柄と直角に付けます。樋の部分に開いた孔に紐をかけ、柄に固定します。本来は敵の頭や体に打ち込むようにし、手前に引き倒す武器でした。

切先と茎の先端が少し欠ける他、刃が何ヶ所か欠けており、鈍い状態で研ぎを止めています。

中細形銅戈は桜ヶ丘などで確認された大阪湾型銅戈と形態的に似ていることから、中細形銅戈をもとにして大阪湾型銅戈が製作されたと考えられています。なお、長野県柳沢遺跡では、中細形銅戈と大阪湾型銅戈が同じ埋納坑から発見された日本で唯一の例となっており、新たな共伴例としてだけではなく、分布域の拡大という検討課題を提起しています。


【古代の神戸】

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