奥工石山(竜王山)の紅簾石珪質片岩大露頭部
おくくいしやま(りゅうおうざん)のこうれんせきけいしつへんがんだいろとうぶ
概要
奥工石山(竜王山)の紅簾石珪質片岩大露頭部
おくくいしやま(りゅうおうざん)のこうれんせきけいしつへんがんだいろとうぶ
高知県
紅簾石珪質片岩は三波川帯で広くみられるもので、奥工石山の紅簾石珪質片岩には他に例を見ない次の二つの特徴がある。
・標高1400mから1515mの間にほぼ水平に分布しており、層間に他の性質の片岩が入った部分はなく、層厚が100mを超える大露頭であり、わが国では最大級の層の厚さを有している。
・結晶を形成する主成分は石英で、0.1~0.2mmのすべての石英粒はその主軸・副軸・副面が結晶学的に同じ方位に結晶化している極めて稀な結晶片岩である。
高知県長岡郡本山町
高知県長岡郡大豊町
高知県指定
指定年月日:20170623
農林水産省
記念物