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梅に鴉図

ウメニカラスズ

概要

梅に鴉図

ウメニカラスズ

絵画

縦:166.5cm 横:156.5cm

6面

重要文化財

6面にわたる金地の襖に焦墨に近い墨を用いて梅の巨木を描き、幹や枝の片側には胡粉を置いて積雪を表わし、その上に寒さに耐える群鴉を止らせるという、いかにも桃山時代らしい緊張感に満ちた図柄であるが、一方では紅梅や点苔が金地に映えて、華やかさも忘れられていない。本図の伝来は小早川隆景が天正16、7年(1558、89)に筑前に築いた名島城の襖絵が、黒田長政の入城とともに黒田家に伝わることになったといわれ、筆者は小早川隆景の甥の毛利輝元の御用絵師、雲谷等顔とされる。

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キーワード

/ 紅梅 / 金地 / 白梅

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