文化遺産オンライン

小林一茶の「花春帖(浅黄空)上・下」

こばやしいっさの「かしゅんちょう(あさぎぞら)じょう・げ」

概要

小林一茶の「花春帖(浅黄空)上・下」

こばやしいっさの「かしゅんちょう(あさぎぞら)じょう・げ」

文書・書籍 / 江戸 / 中部 / 長野県

小林一茶

長野県

江戸時代/1818~1827頃

折本、41頁(上20頁、下21頁)

縦156㎜、横207㎜

2冊

高山村指定
指定年月日:20160324

高山村

有形文化財(美術工芸品)

文化期後半から文政期に及ぶ一茶の自選自筆句集。春の529句、俳諧歌4首を収める。明治になって、荻原井泉水によって『花春帖』と名付けられたが、一般には巻頭の発句「元旦や上々吉の浅黄空」から『浅黄空』と呼ばれている。書かれた時期については、文政5年(1822)以後とみられている。
文化12年(1815)刊の『迹祭』巻尾の予告によると、春耕には『菫塚』を撰集させることになっていたが、開板されずに終った。この句帖は、その『菫塚』に入れるものとして一茶が選んで記録しておいたものではないか、との説もある。

関連作品

チェックした関連作品の検索