文化遺産オンライン

菊蜻蛉蒔絵中差

とんぼまきえなかざし

概要

菊蜻蛉蒔絵中差

とんぼまきえなかざし

その他 / 江戸

江戸時代/19世紀

17.7cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-361

独立行政法人日本芸術文化振興会

木製、陶耳、一本足の木彫簪。木製漆塗で、両端を金粉溜地に金粉と青金粉の高蒔絵で菊に蜻蛉を表し、中間を錫粉溜地としている。簪は笄から分化して発生した。『玳瑁亀圖説』に図示される鼈甲製の「陶耳抓中差」に近い形状で、江戸で弘化年間に流行したとされる。蒔絵の特徴もその頃の様式を示している。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

菊蜻蛉蒔絵中差をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ 金粉 / / 劇場

関連作品

チェックした関連作品の検索