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南天蒔絵中差

なんてんまきえなかざし

概要

南天蒔絵中差

なんてんまきえなかざし

その他 / 江戸

江戸時代/19世紀

木・珊瑚

19.1cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-362

独立行政法人日本芸術文化振興会

木製、陶耳、一本足の木彫簪。木製黒漆塗で、両端を金粉溜地に高蒔絵と珊瑚の象嵌で南天を表し、中間を淡平目地としている。簪は笄から分化して発生した。『玳瑁亀圖説』に図示される鼈甲製の「陶耳抓中差」に近い形状で、江戸で弘化年間に流行したとされる。蒔絵の特徴もその頃の様式を示している。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ / 劇場 / 金粉

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