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旧坂野家住宅(茨城県水海道市大生郷町) 書院

きゅうさかのけじゅうたく(いばらきけんじょうそうしおおのごうまち) しょいん

概要

旧坂野家住宅(茨城県水海道市大生郷町) 書院

きゅうさかのけじゅうたく(いばらきけんじょうそうしおおのごうまち) しょいん

関東 / 茨城県

茨城県

大正/1920

建築面積115.95㎡、寄棟造、2階建、桟瓦葺、東渡廊下2所附属

1棟

茨城県常総市大生郷町2037番地

重文指定年月日:20230925
国宝指定年月日:

常総市

重要文化財

旧坂野家住宅は、茨城県の南西部にある常総市の大生郷町に位置する。坂野家は中世以来この地に住んだ土豪で、近世には代々大生郷村の名主を務めた。広大な敷地に建物を点在させる。主屋は18世紀はじめの建築で、太い柱や梁で構成された構造は豪壮で、表門及び塀とともに、豪農の屋敷構えを伝えているとして重要文化財に指定されている。書院は、大正9年の建築。常総地域における文人墨客の活動拠点となった施設で、材料、意匠ともに秀でた上質な近代和風の座敷棟として評価される。既指定の主屋等に追加し、文庫蔵とあわせて保存する。

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