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旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)

キュウマツザカヤオオサカテン(タカシマヤヒガシベッカン)

概要

旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)

キュウマツザカヤオオサカテン(タカシマヤヒガシベッカン)

建造物 / 昭和以降 / 近畿 / 大阪府

大阪府

昭和/1937

鉄骨鉄筋コンクリート造、建築面積四、八三一・五七平方メートル、七階建一部八階建、地下三階、屋上塔屋三所付

1棟

大阪府大阪市浪速区日本橋三丁目四○番地一号

重文指定年月日:20210802
国宝指定年月日:

株式会社髙島屋

重要文化財

旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)は、戦前大阪の中心的な商業地区であった堺筋に面して建つ。鉄骨鉄筋コンクリート造で、戦前の百貨店としては最大級の規模を誇り、荘重な都市景観を創出している。昭和3年から12年にかけて3期にわたって増築を重ね、商業建築が大規模化していく過程が知られることも重要である。アーケードやエレベーターホール等に意匠を凝らし、防火対策や設備も充実させた。百貨店建築を数多く手がけた鈴木禎次(すずきていじ)の現存作品として価値が高い。

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