文化遺産オンライン

幡頭神社 境内社神明社本殿

はずじんじゃ けいだいしゃしんめいしゃほんでん

概要

幡頭神社 境内社神明社本殿

はずじんじゃ けいだいしゃしんめいしゃほんでん

江戸 / 中部 / 愛知県

愛知県

江戸前期

三間社、流見世棚造、檜皮葺

1棟

愛知県西尾市吉良町宮崎宮前

重文指定年月日:20220920
国宝指定年月日:

宗教法人幡頭神社

重要文化財

幡頭神社は三河湾を望む蛭子岬の突端 に位置する。本殿と境内社熊野社本殿、境内社神明社本殿の3棟が並び立つ。本殿は天正8年(1580)建立の三間社流造で、質実なつくりとし、雄健な曲線を用いた絵様を持ち、蟇股も素朴ながら優秀である。熊野社は寛永18年(1641)の建立で、入母屋造妻入の正面に庇を付す独特の形式を持つ。神明社は江戸前期の建立で、流見世棚造としては比較的規模が大きい。異なる形式の社殿が三棟並立する姿は、近世初頭以来の景観を伝え、歴史的価値が高い。

関連作品

チェックした関連作品の検索