文化遺産オンライン

鼈甲櫛・笄

べっこうくし・こうがい

概要

鼈甲櫛・笄

べっこうくし・こうがい

その他 / 明治

明治時代/19世紀

鼈甲

櫛3.1×8.6・笄長17.1 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

独立行政法人日本芸術文化振興会

鼈甲製、半京形の挿櫛と笄の揃いである。半京形の櫛は明治30年代後半に東京で流行し、当時の商品広告にも多く見られる。利休形に似るが山がやや高い。笄には黒い斑があり、江戸ではこれを「ばらふ」と呼び、京・大坂では「もく」あるいは「ふ」と呼んだことが『守貞謾稿』に記される。 花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2012)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

鼈甲櫛・笄をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ 鼈甲 / /

関連作品

チェックした関連作品の検索