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串団子擬珊瑚金銀簪

くしだんごぎさんごきんぎんかんざし

概要

串団子擬珊瑚金銀簪

くしだんごぎさんごきんぎんかんざし

その他 / 明治

明治時代/19世紀

銀・珊瑚

18.9cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-155

独立行政法人日本芸術文化振興会

銀製、二本足、角耳の簪。掻軸から足にかけて、石畳文・亀甲繋文・紗綾文を毛彫して金色絵としている。飾りは差込式で、5つの珊瑚玉を使って串団子を表してる。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ 珊瑚 / 金銀 / 差込

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