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千葉県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))秋元家住宅土蔵千葉県流山市流山二丁目109-9

みりん醸造で栄えた流山本町界隈に建つ。もとは貴重品を納めた蔵と考えられる。切妻造桟瓦葺妻入で、半間ごとに柱を立て小屋を二重梁とし、出入口に観音扉を設けるなど堅牢につくる。市街化著しい流山中心部にあって、地域の歴史的景観を伝える貴重な遺構。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))榎本家住宅稲荷社千葉県我孫子市布佐字下町3051-3

離れの西に位置する小社。基壇上に東面して建つ、一間社流造銅板葺。身舎は土台上に角柱を立て、腰長押、腰貫、内法長押で固め、柱頂は組物介さず桁・梁を受ける。庇柱は角柱で几帳面を取り、身舎柱と海老虹梁で繋ぐ。装飾抑えつつ丁寧なつくりの稲荷社。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))榎本家住宅正門千葉県我孫子市布佐字下町3051-3

通りから引込み南面して建つ表門。切妻造桟瓦葺、一間薬医門で、両脇に桟瓦葺板塀を付す。軸部木太く、ケヤキの良材を用い、冠木と控柱頭貫上に渡した三筋の梁で軒桁を支持する。大棟や降棟を高く積み、影盛とした豪壮な外観が旧家の風格ある表構えをつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))榎本家住宅釜場千葉県我孫子市布佐字下町3051-3

主屋の北東に位置する釜場。平屋建切妻造鉄板葺の東西棟で、正面屋根を葺き降ろして吹き放ちの下屋とし、棟中央に煙出を設ける。内部は東西2室とし東室は土間で上部は天井を張らず、二重梁の和小屋を現す。別棟の釜場として貴重で、敷地北の景観を形成。