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東京都

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))砂金家長屋東京都豊島区雑司が谷三丁目32-4

砂金家長屋

雑司ヶ谷鬼子母神堂の参道に西面して建つ。棟割で五軒を設け、当初は一階に仕事場と座敷、二階に和室二室を配していた。正面は陸屋根風のモルタル洗出し仕上で、二階窓や頂部の帯状の金属張が水平性を強調する。昭和モダンの流行を伝える長屋建の店舗兼住宅。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))並木ハウス東京都豊島区雑司が谷三丁目32-1

並木ハウス

雑司ヶ谷鬼子母神堂の参道の路地奥に西面して建つ。木造二階建で、切妻屋根をT字にかける。北に階段や共用部をまとめ、幅広の中廊下を通し、三方に大小の部屋を配する。床の間付の部屋もある上質な仕様の木造賃貸アパートで、手摺の意匠にも気品がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ミュージアム1999(旧千葉常五郎邸)東京都渋谷区渋谷四丁目107-4

ミュージアム1999(旧千葉常五郎邸)

青山通り裏手にあり東面して建つ。主体部はドーマー窓付の切妻造、中央部に円錐形のエントランスホールと宝形造の玄関ポーチを重ね、華やかな外観をつくる。マントルピースなど細部には幾何学意匠を取入れる。都心に残る昭和前期の大規模邸宅の希少な遺構。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))祐天寺鐘楼東京都目黒区中目黒五丁目1067-1

祐天寺鐘楼

本堂北西方に位置する。桁行を広めた方一間吹放ち形式で、軒を一軒繁垂木とし、東西棟で切妻造、本瓦形銅板葺の屋根をかける。組物は三斗組、中備は木鼻付平三斗であり、妻面に虹梁をかけ笈形付大瓶束で飾る。細部絵様に江戸中期の意匠を示す鐘楼である。