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長野県・長野市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))明徳寺山門長野県長野市松代町豊栄字菖蒲沢2833

明徳寺山門

本堂の正面に建つ3間1戸楼門の鐘楼門。礎石上に丸柱を立て、貫、虹梁等で固め、挿肘木と木鼻付頭貫を延ばし2階の縁葛を受ける。二階は中央間に開口を開け、両脇に花頭窓を付す。屋根は入母屋造桟瓦葺だが旧は茅葺で、参道石段上の雄大な景観を造る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))明徳寺本堂長野県長野市松代町豊栄字菖蒲沢2833

明徳寺本堂

松代南東の旧関屋村に位置。桁行9間梁間7間、寄棟造鉄板葺で箱棟を高く掲げ、西面する。内部は六室構成に加えて南列に座敷を設け、前面土間を室に改修する。中央奥の内陣回りに丸柱を立て須弥壇を据える。曹洞宗の典型的平面を持つ江戸中期に遡る本堂。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))坪根堰堤長野県長野市戸隠栃原字川浦~戸隠祖山字下林

坪根堰堤

信濃川水系裾花川中流の砂防堰堤。堤長六七メートル、堤高一七メートルのアーチ式コンクリート造堰堤で、表面に切石で精緻な谷積を施す。貯砂及び洪水調節を意図して、昭和二四年キティ台風後に築いた堰堤で、今も長野市街地と周辺集落を災害から守る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))久米路橋長野県長野市信州新町水内字橋場~信更町吉原字川手

久米路橋

信濃川水系犀川中流の狭窄部に架かる道路橋。橋長四六メートル、扁平アーチからなる鉄筋コンクリート造開腹式単アーチ橋。アーチリブ等に鉄平石を貼り、鉛直材端部のハンチを曲面状に仕上げるなど丁寧なつくり。久米路峡の良好な景観形成に寄与している。