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岐阜県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))昇平楼客殿岐阜県本巣市政田字五ノ坪137
旧名鉄揖斐線政田駅前に位置する川魚料理店の座敷棟。切妻造桟瓦葺の南北棟で東、南、西に庇を廻す。座敷一〇畳の西面に床・棚を備え、次の間六畳の北面にも床・棚を持つ。庭に面して、一間幅の入側を通して畳敷とする。全体に造作の木太い書院座敷である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧纐纈家住宅(古民家あいせき)井戸岐阜県関市本町七丁目13
店舗兼主屋の北に設けた中庭の南寄りに位置する井戸である。井戸枠は〇・九メートル四方、高さ40センチメートル、厚さ15センチメートルの花崗岩切石4枚を精緻に組合わせ、深さは七メートルとする。茶室専用として使ったと伝え、中庭の景観をつくる井戸。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧纐纈家住宅(古民家あいせき)茶室岐阜県関市本町七丁目13他
店舗兼主屋の北面濡縁から渡廊下で繋がる茶室棟である。平屋建切妻造桟瓦葺で西が四畳席の茶室、東が四畳半大の客間で南面に内縁を付し、西に給仕口と水屋を設ける。渡廊下は片流銅板葺で、中庭側を吹放ちとする。造作など丁寧なつくりの近代和風建築である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧纐纈家住宅(古民家あいせき)店舗兼主屋岐阜県関市本町七丁目13他
本町通に南面して建つ旧酒店の店舗兼主屋である。二階建切妻造平入桟瓦葺で東半の屋根を落棟とする。内部は前土間とし、かつて信用購買組合事務室として使用した。二階は正面側を八畳の続き間座敷とし軸部など漆塗で仕上げる。近代の本町の繁栄を伝える町家。