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岐阜県

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)夕田墳墓群岐阜県加茂郡富加町

夕田墳墓群

突出部付の墳丘墓の蓮野1号墳、前方後円墳の夕田茶臼山古墳からなる。弥生時代後期後葉以降、前方後方形の墳丘墓が展開する東海地域において、いち早く前方後円形の墳墓を採用するなど、前方後円墳の東日本への広がりを考える上で重要である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅待合岐阜県岐阜市金屋町1丁目10

岡本家住宅待合

茶室の北東に西面する待合で敷地東辺に沿って建つ。平屋建の杉皮葺片流で、待合の南側に落棟の雪隠を付属する。軸部は主として丸太を用い、軒は小丸太の垂木。西面南半の出入口以外を土壁とし西壁に円窓の下地窓を開ける。旧家の落着いた露地を構成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))岡本家住宅茶室岐阜県岐阜市金屋町1丁目10

岡本家住宅茶室

岐阜市の金屋町に位置する旧家の茶室。主屋の北妻に接続する切妻造妻入桟瓦葺で北面に檜皮葺、西面にこけら葺下屋を付す。内部は南半をカッテ、北半を水屋と茶室とし、茶室は二畳台目中板入りで南東に床を構える。屋根に変化を付けた丁寧な造りの茶室。

国指定文化財(重要文化財)洲さき 土蔵岐阜県高山市神明町4丁目14番地

洲さき 土蔵

洲さきは、国選定の重要伝統的建造物群保存地区である高山市三町に建つ料亭で、伝統的な食文化を通して、高山の文化芸術の一端を支えてきた。地区最古となる寛政6年(1794)の町家の表構えを残しつつ、棟の切上げ等で2階の拡充を図った主屋と、地元大工によって昭和前期までに整えられた、端正な意匠の座敷を持つ客間棟は、高山の町家及び商業施設の近代の発展過程をよく示す。地域の特色を良好に伝える近代和風建築として、歴史的な価値を有している。