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愛知県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))創垂館愛知県小牧市堀の内一丁目2
史跡小牧山の中腹にある尾張徳川家の旧迎賓施設。南面して建つ寄棟造桟瓦葺で南面西寄りに式台玄関を付す。西を土間の供待所と勝手、東を続き間座敷とし、東・南に入側の広縁と竹の濡縁を廻らし庭を望む。広い式台など格式を備え、良材を用いた上質な座敷棟。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))普門寺仁王門愛知県豊橋市雲谷町字ナベ山下7
境内入口に南面して建つ仁王門。寄棟造銅板葺の八脚門で、組物は二手先、軒は二軒繁垂木。中央間は通路で扉を吊らず、虹梁形内法貫上に彫刻付蟇股を飾る。両脇間の後方に金剛柵と横連子を付し、仁王像一対を安置する。彫刻など細部意匠も端正で上質な八脚門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))普門寺鐘楼門愛知県豊橋市雲谷町字ナベ山下7
境内中央、本坊の前に南面して建つ一間一戸の楼門。上層は桁行３間、梁間３間、入母屋造銅板葺、組物は出組で絵様肘木とし、軒は二軒繁垂木。内部は一室の板敷で、竿縁天井を張り、中央に鐘を吊る。軒出が大きく雄大な姿の鐘楼門で境内の主要な構えをつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))普門寺十王堂愛知県豊橋市雲谷町字ナベ山下7
本堂の南東、参道に東面して建つ小堂。桁行３間梁間３間、片入母屋造妻入桟瓦葺で、軒は一軒疎垂木、妻飾は虹梁大瓶束とする。堂内は内外陣からなり、外陣北端を格子戸で仕切り、各室板敷で竿縁天井とする。簡素ながら参道に妻飾をみせ境内景観をつくる仏堂。