文化遺産オンライン

カテゴリで見る

山形県・鶴岡市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))羽前絹練株式会社土蔵山形県鶴岡市新海町21-5他

羽前絹練株式会社土蔵

事務所及び仕立棟の南端に接続する製品保管用の蔵。桁行六間梁間三間、土蔵造二階建、切妻造妻入桟瓦葺、外壁は漆喰塗仕上。東妻に戸口を開け、内部は各階一室の板敷とし、二階上部にキングポスト・トラスを現す。戸口に掛子塗扉を吊り重厚なつくりの土蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))羽前絹練株式会社検査棟山形県鶴岡市新海町21-3

羽前絹練株式会社検査棟

敷地の南端に位置し、生地を目視検査した後、出荷用に分割する検査棟。平屋建切妻造桟瓦葺、外壁は下見板張。内部は一室の板間で、かつては北側に窓を開け、自然光を用いて検査した。簡素なつくりながら昭和戦前の精練の様相を伝え、敷地南辺の景観を形成。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))羽前絹練株式会社第二仕上棟山形県鶴岡市新海町21-5他

羽前絹練株式会社第二仕上棟

第一仕上棟の南に位置し、乾燥収縮した生地を整える作業棟。東西に長い平屋建切妻造桟瓦葺で外壁横板張。棟中央に換気・採光用の越屋根を設ける。内部は土間に巻取機など並べ、上部にキングポスト・トラスを現す。桁行長大で工場中央部の景観を形成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))羽前絹練株式会社第一仕上棟山形県鶴岡市新海町21-5他

羽前絹練株式会社第一仕上棟

工場の中心部に位置し、精練・染色後にすすぎ・脱水・乾燥の仕上工程を担う棟。平屋建で西を寄棟造、東を切妻造とする桟瓦葺の東西棟で、外壁下見板張。内部は土間で上部にキングポスト・トラスを現す。棟に設けた採光・換気用の越屋根が工場景観をつくる。