奉納越後上布幟
ほうのうえちごじょうふおり
概要
縮または上布と呼ばれる越後の織物は、旧魚沼三郡を中心として、18世紀後半頃から生産高が上昇し、文化・文政頃には生産も10万反に及んだといわれる。この機織は、この地域では雪籠り期間の婦女の重要な手仕事であり、その巧拙は婦人の評価につながるほどであった。そのため機織技術の向上を祈願して織り出した布を幟にして神社に奉納したのが、この資料である。
ほうのうえちごじょうふおり
縮または上布と呼ばれる越後の織物は、旧魚沼三郡を中心として、18世紀後半頃から生産高が上昇し、文化・文政頃には生産も10万反に及んだといわれる。この機織は、この地域では雪籠り期間の婦女の重要な手仕事であり、その巧拙は婦人の評価につながるほどであった。そのため機織技術の向上を祈願して織り出した布を幟にして神社に奉納したのが、この資料である。
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