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旧美歎水源地水道施設 量水器室

みたにすいげんちすいどうしせつ りょうすいきしつ

概要

旧美歎水源地水道施設 量水器室

みたにすいげんちすいどうしせつ りょうすいきしつ

近代その他 / 昭和以降 / 中国・四国 / 鳥取県

鳥取県

昭和/1926-1988

鉄筋コンクリート造、建築面積4.17平方メートル、階段附属

1棟

鳥取県鳥取市国府町美歎、上町87番2

重文指定年月日:20070618
国宝指定年月日:

鳥取市

重要文化財

 旧美歎水源地水道施設は,鳥取市民の飲料水の確保と公衆衛生の向上を主な目的として,鳥取市技師長三田善太郎の計画及び設計に基づき,建設され,大正4年9月より給水を開始した上水道施設である。
 施設は,貯水池堰堤を中心として,上流の美歎川上流量水堰及び通リ谷量水堰,下流の濾過池,接合井及び量水器室により構成される。貯水池堰堤は,重力式コンクリート造堰堤で,濾過池は,一号から五号までを南北に配し,制水井を附属している。
 旧美歎水源地水道施設は,山陰地方で最初に建設された近代水道施設の代表的遺構であり,貯水池のみならず,量水施設や濾過施設なども良好な状態で保存されていることから,近代水道施設の構成を知る上で,高い歴史的価値が認められる。

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