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高志の狂言

たかしのきょうげん

概要

高志の狂言

たかしのきょうげん

無形民俗文化財 / 九州

選定年月日:19720805
保護団体名:高志狂言保存会

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 この芸能は、佐賀県神崎郡千代田町高志【たかし】に伝承される狂言で、高志神社の春秋の祭のおり(十月十三日)に上演奉納される。
 その伝承曲に鷺流の重習曲「半銭」(「鷺賢通本」にほとんど同じ)などのあるところから、鷺流の地方民間化した芸態を持つものといわれ、地方的流派的に特色の著しく、また芸能史的にも貴重なものである。
 狂言台本は約百番が現存するが、半銭のほか萩大名・蟹山伏など多数を現行曲とし約三十番が上演可能である。
 もとは能の上演もあったがいまはなく、狂言は世襲の家元を中心に村全体で保持されている。

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キーワード

狂言 / 芸能 / /

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