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天縦殿扁額

てんしょうでんへんがく

概要

天縦殿扁額

てんしょうでんへんがく

彫刻 / / 江戸 / 日本 / 九州 / 佐賀県

鍋島宗茂  (1686〜1754)

なべしまむねしげ

享保10年/1725年

木製、黒漆塗、金字漆 長方形、額縁装

竪40.4cm 横52.9cm

1面

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

佐賀市指定重要文化財

享保10年(1725)に佐賀城の南西に位置する鬼丸聖堂に掲げられていた5代鍋島宗茂筆の扁額。鬼丸聖堂は元禄4年(1691)、2代藩主光茂により佐賀城内に設けられた聖堂が、同13年に3代藩主綱茂によって城外鬼丸の観頤荘内に移建された。天縦殿は、もとは実松元林という検校の自邸内の講堂だったが、正徳2年(1712)に鬼丸聖堂境内に引き移したもの。江戸時代に入り政治の学問的支柱として儒学が尊重されると孔子崇拝の風潮がおこり、学問所(藩校)と不離一体の孔子堂(聖堂)が造営されるようになった。佐賀藩内には他に元禄5年に大財聖堂、宝永5年に多久聖廟が建てられ、それに伴う学問の場として各々の依仁亭や東原庠舎があった。

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キーワード

佐賀 / 鍋島 / / 光茂

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