黒川家石工用具
くろかわけいしくようぐ
概要
黒川家石工用具
くろかわけいしくようぐ
大阪府
現代
1.コゲンノウ 鉄 2.ノミ(チッパ用) 鉄 3.ノミ(チッパ用) 鉄 4.セリヤ 鉄 5.セリヤ 鉄 6.ノミヅツ 鉄 7.ノミヅツ 鉄 8.ツツバサミ 鉄 9.ヒバサミ 鉄 10.ヒバサミ 鉄 11.トビヤ ニッケル 12.トビヤ ニッケル 13.トビヤ ニッケル 14.トビヤ ニッケル 15.素材 ニッケル 16-A.鉄滓 石炭 16-B.鉄滓 石炭 16-C.鉄滓 石炭 16-D.鉄滓 石炭 16-E.鉄滓 石炭 16-F.鉄滓 石炭 17-A.コークス 石炭 17-B.コークス 石炭 17-C.コークス 石炭
1.コゲンノウ 胴:長15.5 幅7.0 厚7.0 カガミ:5.9 孔(柄):径2.0 2.ノミ(チッパ用) 全長26.5 幅2.0 頭:径1.7 先:幅1.3 厚0.2 鍔:径3.0 3.ノミ(チッパ用) 全長22.0 幅2.0 頭径1.7 先:幅0.5 厚0.4 鍔径3.0 4.セリヤ(A)[側1]全長16.5 幅2.3 厚1.3 (B)[側2]全長16.4 幅2.4 厚1.35(C)[中]全長21.6 幅2.5 頭径2.2 先幅2.5 厚0.5 5.セリヤ 全長16.2 幅2.6 厚2.7 6.ノミヅツ 全長25.7 幅大4.3 小1.0 孔1:径0.5 孔2:0.5 7.ノミヅツ 全長25.7 幅大4.3 小1.0 孔1:径0.5 孔2:0.5 8.ツツバサミ 全長37.0 幅:大5.4 小2.8 9.ヒバサミ 全長45.6 幅:鋏7.0 把手4.2 刃:長13.3 先:幅5.2 10.ヒバサミ 全長55.3 幅:鋏5.2 把手3.7 刃:長22.6 先:幅1.4 把手孔:径0.5 11.トビヤ 全長6.6 幅1.7 厚1.5 頭:1.7×1.4 刃:長3.4 先:幅1.4 厚0.35 12.トビヤ 全長5.1 幅1.8 厚1.6 頭:1.8×1.65 刃:長3.3 先:幅1.6 厚0.4 13.トビヤ 全長5.0 幅2.0 厚1.6 頭:1.7×1.6 刃:長2.9 先:幅1.8 厚0.4 14.トビヤ 全長4.8 幅2.0 厚1.5 頭:1.8×1.5 刃:長3.2 先:幅2.0 厚0.3 15.素材 長5.3 幅3.4 厚2.5 16-A.鉄滓 長2.6 幅2.0 厚1.2 16.鉄滓 長2.9 幅2.7 厚1.5 16-B.鉄滓 長2.6 幅2.0 厚1.2 16.鉄滓 長3.3 幅2.8 厚1.1 16-C.鉄滓 長2.6 幅2.0 厚1.2.鉄滓 長1.5 幅0.9 厚0.7 16-D.鉄滓 長2.6 幅2.0 厚1.2 16-E.鉄滓 長2.2 幅2.0 厚1.4 16-F.鉄滓 長1.5 幅0.9 厚0.7 17-A.コークス 長5.3 幅3.4 厚2.5 17-B.コークス 長5.3 幅3.1 厚2.3 17-C.コークス 長5.1 幅2.3 厚2.3
24点
大阪府阪南市35-1
阪南市指定
指定年月日:20110330
指定の資料は、昭和30年代から50年頃まで採石場において山石工と呼ばれる従事者であった資料の寄贈者が使用していた石工用具である。
阪南市教育委員会
有形民俗文化財
古来より採掘されていた和泉砂岩は、近世になると盛んに流通するとともに、和泉砂岩を取り扱った石工の多くは、高度な技術を携えて全国へ出向き、数々の作品を各地に残している。
その後、昭和30年代まで連綿と続いた和泉砂岩の採石は、昭和40年代後半に差し掛かり、需要が減少傾向をたどる。これに加えて、高度経済成長の最中、石工道具も機械化が進むことにより伝統的な石工用具が使用されなくなり、現在では伝統的用具がほとんど残されていない状況である。
資料には、石の採取から成形に用いる用具が見られる。さらに鍛冶用具があることに加え、道具製作の素材がそろうことで、作業工程を詳細に知ることが可能となる。