仲間川天然保護区域
なかまがわてんねんほごくいき
概要
西表島の南東部に注ぐ仲間川河口域に広がるマングローブ林で,面積及び構成種数ともわが国最大規模を有する。川から内陸に向け順に種ごとに配列するマングローブ林は熱帯のそれに匹敵するもので,特異な根や胎生種子ともども見慣れぬ者の目に驚きをもたらす。
S47-5-194仲間川天然保護区域.txt: 西表島東海岸にある仲間川には河口から約6キロにわたり海漂林が自生している。その主なものはマヤプシキ・オオバヒルギ・メヒルギ・オヒルギ・ヒルギモドキ・ヒルギダマシなどで、冬期カンムリワシが飛来するほか海漂林に伴う動物も豊富で、わが国で最大の典型的熱帯海漂林としての学術的価値は高い。