蒲生のクス
かもうのくす
概要
樹高30メートル,幹囲は24メートルに達し,全国巨樹・巨木林調査の結果からみて,全国一の太さを誇る巨樹である。八幡神社境内にあり,神社が建立された当時(1123年)にすでに神木とされていたことから考えて,樹齢千年を越す堂々たる老木である。
天然紀念物調査報告(植物之部)第一輯 九八頁 参照
天然紀念物解説 一三五頁
本邦ニ於ケル樟 Cinnamomum Camphora Neeset Eberm ノ最大巨樹ニシテ、地上五尺の幹圍七丈五尺、高サ十七間樹勢旺盛ナリ。
わが国における樟の最も巨大なもので、地上1.50メートルの幹囲22.72メートル、高さ30.90メートル、樹勢旺盛であり樟の巨樹中代表的のものである。