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荻野家住宅(福井県三方上中郡若狭町) 表荷蔵

おぎのけじゅうたく おもてにぐら

概要

荻野家住宅(福井県三方上中郡若狭町) 表荷蔵

おぎのけじゅうたく おもてにぐら

住居建築 / 江戸 / 中部 / 福井県

福井県

江戸後期

土蔵造、桁行4.5m、梁間3.6m、二階建、切妻造、東面付属屋附属、桁行4.1m、梁間5.8m、切妻造、桟瓦葺

1棟

福井県三方上中郡若狭町熊川38号蔵ノ前17番,22番,23番

重文指定年月日:20140127
国宝指定年月日:

重要文化財

荻野家住宅は、かつての京都・小浜間の若狭街道の宿場町であった若狭町熊川宿伝統的建造物群保存地区のほぼ中央に位置する。荻野家は代々、人馬継ぎ立ての運送業を行う問屋を営んだ。主屋は、文化8年(1811)頃に建設された熊川宿最古の町家であり、通り土間の表側を広くとる平面構成などに当地方の伝統的な町家の形式を示す。また主屋に隣接して街道に面して建つ荷蔵や、敷地を縦に貫く石敷の通路などは問屋の構えを良く残しており、物資流通で栄えた熊川宿の核となる建物として価値が高い。

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