牙彫鹿背仙翁置物
げぼりろくはいせんおうおきもの
概要
明治天皇の「御残品」として、大正2年(1913)9月17日に11代鍋島直大夫人の栄子が拝領した置物。巻子と団扇を手にした寿老人が牡鹿にまたがるさまを表す。寿老人は道教を起源とする延命長寿の神で、同じく長寿のシンボルである鹿を伴う。鹿と翁は象牙製、衣服と土坡は紫檀製である。鹿の角や鼻先の質感、髭をたくわえた寿老人の柔和な表情などを、牙彫細工で巧みに表現している。
げぼりろくはいせんおうおきもの
明治天皇の「御残品」として、大正2年(1913)9月17日に11代鍋島直大夫人の栄子が拝領した置物。巻子と団扇を手にした寿老人が牡鹿にまたがるさまを表す。寿老人は道教を起源とする延命長寿の神で、同じく長寿のシンボルである鹿を伴う。鹿と翁は象牙製、衣服と土坡は紫檀製である。鹿の角や鼻先の質感、髭をたくわえた寿老人の柔和な表情などを、牙彫細工で巧みに表現している。
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