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肩掛

かたかけ

概要

肩掛

かたかけ

染織

インドネシア、スマトラ

20世紀

絹 平織 一枚布 縫い絞り・箔押し

縦 84.5cm x 横 202cm

1枚

神奈川県相模原市南区麻溝台1900

染織・装身具 アジア

女子美術大学

肩掛。模様を箔押しした儀礼用の布(カイン・プラダ)で金更紗とも呼ばれる。カインは布、プラダは金を意味する。縫い絞りにより中央を赤、外側を緑に染分けた絹織物に、ジャワ北岸様式の模様構成で箔押しする。中央のバダンには格子に花模様、縦長パネル(クパラ)には鋸歯状のトゥンパル模様と花模様、細いパネル(クモド)と枠(ピンギル)には花唐草模様を表す。箔押しには泥金を筆描きする方法と、魚由来のゼラチン質による糊を布面に筆描きまたは木版で置いた上に箔を押す方法がある。カイン・プラダはスマトラ、ジャワ、バリの上層階級が儀礼の際に衣類として用いた。旧カネボウコレクション  1211.78

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