旧長谷川家住宅 主屋・大正座敷・袴付・待合・表蔵・米蔵・大蔵・新蔵・西蔵・蔵前・物置・南表塀・北表塀・庭塀・南中塀・北中塀・離れ・離れ北塀・四阿・神祠、鳥居及び手水
きゅうはせがわけじゅうたく しゅおく・たいしょうざしき・はかまつけ・まちあい・おもてぐら・こめぐら・おおくら・しんぐら・にしぐら・くらまえ・ものおき・みなみおもてべい・きたおもてべい・にわへい・みなみなかべい・きたなかべい・ばなれ・ばなれきたべい・あずまや・しんし、とりいおよびちょうず
概要
旧長谷川家住宅 主屋・大正座敷・袴付・待合・表蔵・米蔵・大蔵・新蔵・西蔵・蔵前・物置・南表塀・北表塀・庭塀・南中塀・北中塀・離れ・離れ北塀・四阿・神祠、鳥居及び手水
きゅうはせがわけじゅうたく しゅおく・たいしょうざしき・はかまつけ・まちあい・おもてぐら・こめぐら・おおくら・しんぐら・にしぐら・くらまえ・ものおき・みなみおもてべい・きたおもてべい・にわへい・みなみなかべい・きたなかべい・ばなれ・ばなれきたべい・あずまや・しんし、とりいおよびちょうず
三重県
江戸時代から昭和時代
主屋:切妻造、桟瓦葺 大正座敷:二階建、東側玄関付属、寄棟造桟瓦葺及び銅板葺 袴付:切妻造桟瓦葺 待合:片流れ造、銅板葺 表蔵:北面庇付属、切妻造本瓦葺 米蔵:切妻造桟瓦葺 大蔵:切妻造本瓦葺 新蔵:南面庇付属、切妻造桟瓦葺 西蔵:南面庇付属、切妻造桟瓦葺 蔵前:両下造及び片流れ造桟瓦葺 物置:切妻造桟瓦葺 南表塀:腕木塀、切妻造桟瓦葺 北表塀:腕木塀、切妻造桟瓦葺 庭塀:板塀、庭門(腕木門 切妻造杉皮葺)1所を含む 南中塀:腕木塀、切妻造桟瓦葺、背面物置付属 北中塀:腕木門、切妻造桟瓦葺 離れ:寄棟造 離れ北塀:腕木塀、切妻造桟瓦葺 四阿:寄棟造鉄板葺 神祠、鳥居及び手水:妻入、前面入母屋造、背面寄棟造桟瓦葺(神祠)、石造神明鳥居、銅造明神鳥居、木造明神鳥居(鳥居)、切妻造鉄板葺(手水)
主屋主体部:桁行9.1m、梁間14.6m 大正座敷:桁行15.3m、梁間11.7m 袴付:桁行4.4m、梁間1.9m 待合:桁行1間(背面2間)、梁間1間 表蔵:桁行7.2m、梁間5.4m 米蔵:桁行7.3m、梁間5.4m 大蔵:桁行9.7m、梁間7.3m 新蔵:桁行7.1m、梁間5.4m 西蔵:桁行9.1m、梁間4.5m 蔵前:建築面積58.2㎡ 物置:桁行6.6m、梁間2.2m 南表塀:延長9.0m 北表塀:延長23.7m 庭塀:延長21.2m 南中塀:延長9.0m 北中塀:延長11.2m 離れ座敷部:桁行10.8m、梁間8.6m 離れ北塀:延長13.8m 四阿:桁行4.6m、梁間2.7m 神祠、鳥居及び手水:桁行3間、梁間1間(神祠) 桁行1.1m(手水)
20棟
松阪市魚町1653番、殿町1317番1、1317番18
三重県指定
指定年月日:20150305
松阪市
有形文化財(建造物)
長谷川家住宅は松坂城下町の魚町・殿町に位置し、魚町通りに面して約34間幅の広い間口を持つ。魚町通りに面して町屋、裏側に土蔵を建て並べ、その背後の背割下水と呼ばれる排水路が流れ、これを境に江戸時代は魚町側が町人地、殿町側が紀州藩の奉行所の敷地であった。殿町の敷地は明治期に購入したもので、西側に中島がある大きな池をもつ回遊式の庭園を配し、東側に茶室をもつ離れと四阿、庭園内の北側に神祠を配す。魚町通り側の敷地境界線は約6間ごとに段をもち、土蔵群の建築年代と合わせると、短冊状の細長い敷地を次々買い足していった様子がうかがえる。