三方境傍示石(三領石)
さんぽうざかいぼうじせき(さんりょうせき)
概要
三方境傍示石(三領石)
さんぽうざかいぼうじせき(さんりょうせき)
長崎県
三方境傍示石(三領石)が所在する波佐見町村木地区は、江戸時代には大村藩(波佐見町)、佐賀藩(有田町)、平戸藩(佐世保市)の三藩が接する地区である。
三方境傍示石(三領石)は、この三藩境を示すため寛保2年(1742)三藩の役人が立ち会って建てられた三角柱の石碑(高さ約2.2m、各面幅約30㎝、稜角は大面取り、台座石2段付き いずれも安山岩製と推定される)で、この石柱を基点に境塚や境石を築いたり、境木を植えたりして、藩境を明確にした。
波佐見町村木郷1643-4
長崎県指定
指定年月日:20151022
山下 重信
記念物