岡山県の会陽の習俗
おかやまけんのえようのしゅうぞく
概要
この行事は、岡山県南部を中心にした地域のいくつかの社寺に伝承される、会陽あるいは裸祭りと呼ばれる行事である。年始に国家安泰や万民豊楽などを祈願する修正会が民俗行事化したものである。例えば、西大寺では、2月第三土曜日の13日前から修正会が始まる。結願の日には、下帯姿の男たちが本堂大床に集まり、深夜0時に投げおろされる2本のシンギを奪い合う。シンギを手にした男は、本堂を出て祝主のもとに駆け込み、一升枡の米にシンギを立てる。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)