鳥取砂丘
とっとりさきゅう
概要
鳥取市の北方、日本海岸にあり、東西約10キロメートル、南北2キロメートルに及ぶ。中国山脈を構成する花崗岩が分解して千代川等により日本海に流し出された細砂が東北の強風により打上げられ堆積したものである。丘面には常には常に風漣を生じ、殊にまれに見る大規模なスリバチを生ずる等海岸砂丘の諸現象に富み、わが国の砂丘のうち最も雄大な規模を有する。
又、コウボウムギ、ハイネズなどの大群落があって砂丘植物の典型的自生地としての価値も極めて大きい。
S53-06-043鳥取砂丘.txt: 砂丘地113ヘクタールが昭和30年2月3日天然記念物に指定されているが、その西側に接する地域32.2ヘクタールを追加指定し砂丘の保存を図るものである。