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鈴が峯のヤッコソウ発生地

すずがみねのやっこそうはっせいち

概要

鈴が峯のヤッコソウ発生地

すずがみねのやっこそうはっせいち

天然記念物 / 中国・四国 / 徳島県

徳島県

海部郡海陽町

指定年月日:19791126
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S53-12-056[[鈴]すず]が[[峯]みね]ヤッコソウ[[発生地]はっせいち].txt: 鈴が峯は標高395メートルの海に面した山で、頂上付近約6700平方メートルは、円通寺観音堂が所有している。この地域は、シイを主体とする常緑広葉樹林でおおわれ、コバンモチ、クロバイ、タイミンタチバナ、ヤブツバキ、リンボクなども生育し、ルリミノキ、イズセンリョウ、センリョウなどの草本類が生育しており、極相植生の残存林である。とくに林床には、シイの根に寄生するヤッコソウの発生が著しいだけではなく、シロシャクジョウ、ホンゴンソウ、ウスギムヨウラン、マツバランなどきわめて珍しい腐生植物が多数生育するなど、きわめて特異な植物分布地として、学術上の価値は高い。

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